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コンテンツ
- 第3章:影を落とす母船
- 異常接近
- 「新型飛行生物の襲来」
- 地上の戦い
- 母船の圧倒的力
- 反撃の一手
- 母船の撤退と不安
- 新たなる命令
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第3章:影を落とす母船
異常接近
午後3時、新宿防衛ラインのさらに南、横浜郊外
EDF第12部隊は、数時間前に壊滅した新宿での戦闘からようやく新たな防衛ラインへ到着していた。だが、敵が止まる気配はない。むしろ、敵の進行速度は増していた。
カイト・ミヤザキ中尉は、隊員たちの疲れ切った顔を見渡しながら、前線へ出る準備を指示していた。
「全員、装備を再確認しろ。奴らは待ってくれないぞ。」
通信機からのノイズ混じりの声が緊張感をさらに高める。
「こちら司令部。衛星観測により、新型の敵母船が地球圏に突入したことを確認した。各部隊に対応を要請する。」
タカシは顔をしかめながら言った。
「新型の母船って……どうせまた、とんでもない化け物をばら撒くんでしょう?」
ハルが苦笑いを浮かべながら応じる。
「その通りだ。でも、俺たちが守らなきゃ誰がやるんだ?」
「新型飛行生物の襲来」
カイトの視線は空へ向けられていた。その瞬間、地平線の向こうから巨大な影が現れる。それは、人類が未だ見たことのない形状の飛行母船だった。三角形のフォルムに無数のライトが点滅し、底部からは奇妙な飛行生物が次々と降下してくる。
「これまでのドローンとは違う……何なんだ、あれは?」
ナナミが驚愕の表情でつぶやく。
飛行生物「ハーピー」は、巨大な鳥のような姿をしており、長い翼からレーザーを放ちながら舞い降りてくる。鋭い鳴き声が耳障りで、恐怖をさらに煽った。
「対空武器を準備しろ!ナナミ、空中から敵を誘導してくれ!」
カイトが的確な指示を出すと、ナナミはジェットパックを最大出力で飛び立ち、敵の注意を引き始めた。
「俺たちは地上の侵略生物を片付ける!全員、火力を集中しろ!」
地上の戦い
地上では、ベータやガイア・ウォーカーに加えて、新たに確認された敵「クモ型侵略生物デルタ」が現れる。細長い脚で高速移動し、強力な糸で兵士を拘束してくるこの新型生物は、EDF部隊にとってさらなる脅威となった。
「クモ型生物が味方を捕らえている!あいつを排除しないと!」
タカシはアサルトライフルを構え、捕らえられた兵士を助けようと必死に攻撃する。しかし、デルタの素早い動きに銃弾が追いつかない。
「新人、焦るな!動きをよく見ろ!」
ハルが冷静に指示を出し、正確な射撃でデルタを仕留めた。拘束されていた兵士が地面に崩れ落ちる。
「ありがとう、ハルさん……俺、まだまだだな。」
タカシは悔しそうに言う。
「誰だって最初はそうだ。でも、お前はちゃんと戦ってる。それが大事なんだ。」
ハルの言葉にタカシは小さく頷き、再び前を向いた。
母船の圧倒的力
地上の混乱に加え、母船は新たな脅威を投下してきた。今度は、巨大な四足歩行型兵器「ウォーカー・オメガ」が地表に降り立つ。そのサイズはガイア・ウォーカーを上回り、その脚の一振りで周囲のビルを粉砕する。
「隊長、あれは無理です!火力が足りません!」
ナナミが空中から絶望的な声を上げる。
「そんなことは言わせない!俺たちはやれる!」
カイトの叫びが響く中、部隊全員が持てる武器を総動員してウォーカー・オメガに攻撃を集中させる。しかし、強固な装甲が攻撃を弾き返し、敵の進行を止めることはできなかった。
反撃の一手
「司令部からの新しい指示です!」
通信機からの声が部隊に届く。
「最新型の対大型兵器『プロミネンスZ』が現場に送られました。使用可能です。」
「プロミネンスZだと?そんなものが使えるのか!」
ハルが驚きの声を上げる。
カイトはすぐに指揮を取った。
「ナナミ、敵を引き付けろ!俺たちはプロミネンスZを設置する!」
巨大なロケットランチャー型兵器が部隊に届けられ、設置が開始される。プロミネンスZは数秒のチャージ時間を必要とするが、その破壊力は一撃で敵を粉砕するものだった。
「準備完了!目標、ウォーカー・オメガに固定!」
タカシが興奮気味に叫ぶ。
「全員、発射準備!離れろ!」
カイトが号令をかけると、プロミネンスZが轟音を響かせて発射された。弾道ミサイルはウォーカー・オメガの胸部を貫き、巨体を粉々に爆散させた。
母船の撤退と不安
ウォーカー・オメガの撃破を見届けると、母船は空中に煙を吐きながらゆっくりと上昇を始めた。侵略生物たちも母船の周囲に集まり、次々と撤退していく。
「勝ったのか……?」
タカシが地面に膝をつき、安堵の息を漏らす。
カイトは無線を耳に当てながら空を見上げていた。
「いや、これは撤退じゃない……次の攻撃に備えているだけだ。」
ナナミがジェットパックで降下し、カイトに問いかけた。
「隊長、これが続くなら……地球はどうなるんです?」
カイトは無言のまま拳を握りしめた。彼の目には、次なる戦いへの覚悟が宿っていた。
新たなる命令
司令部からの通信が入る。
「全EDF部隊へ。新たな敵母船が北米大陸に出現。次の目標を確認せよ。」
カイトは振り返り、疲弊した部隊を見渡す。
「EDF第12部隊、次の戦場に向かう準備を始めろ。」
タカシは震える手で武器を握り直し、深く息を吸った。
「俺たちは……まだ終わってないんですね。」
ハルが肩を叩き、力強く笑った。
「その通りだ、タカシ。EDFの戦いは終わらない。だが、俺たちがいる限り、地球は守られる。」
第12部隊は再び前線へと向かう。地球を救うための戦いは、まだ始まったばかりだった。
(続く……)