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コンテンツ
- 第2章:崩壊する防衛ライン
- EDF司令部の決断
- 出撃命令
- 新たなる敵
- 戦場の混乱
- 犠牲と突破
- 戦場の静寂
- 次なる戦いへ
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第2章:崩壊する防衛ライン
EDF司令部の決断
EDF日本司令部、作戦会議室
「新宿の第12部隊が敵の大群を撃退したとの報告があります。しかし、次の侵略生物群が南から急速に接近中!」
巨大なスクリーンには赤い点が無数に動いていた。それは新たな侵略生物の集団を示している。
「次の敵は既存の『ベータ』よりも大型で、攻撃力も格段に高い。さらに、未知の飛行生物も確認されています。」
司令官のサトウ・ケンジは部下たちを見回しながら言った。
「第12部隊に再び出動命令を出せ。彼らの戦力が頼りだ。」
出撃命令
新宿防衛ライン、前線基地
「隊長、これ以上は無理です!第12部隊は消耗しきっています!」
副官のナナミが必死に訴えるが、カイトは静かに彼女の目を見て言った。
「わかってる。だが、俺たちがここを守らなければ、東京全域が奴らに飲み込まれる。市民の避難が完了するまで時間を稼ぐんだ。」
通信機からEDF本部の声が聞こえる。
「こちら司令部、第12部隊に緊急命令。直ちに南側の防衛ラインに移動し、敵を食い止めよ。」
カイトは拳を握りしめ、部隊員に指示を出した。
「全員、装備を確認しろ!まだ戦える奴はついてこい!」
タカシは疲労で膝をつきそうになりながらも立ち上がった。
「俺も……まだやれます!」
ハルがその肩を叩き、微笑む。
「いいぞ、新人。その意気だ。」
新たなる敵
南側防衛ライン、午前10時45分
第12部隊が到着した先は、既に崩壊寸前の防衛ラインだった。瓦礫の山と逃げ惑う市民たち。その中でEDFの残存部隊が必死に抗戦していた。
「敵が来るぞ!」
見張りの声とともに、地平線の向こうに巨大な影が見えた。それは、前回の戦いで見たベータよりもさらに大きな侵略生物だった。
「なんだあれは……!?あんなの、聞いてないぞ!」
タカシは目を見開き、言葉を失った。
巨大な敵「ガイア・ウォーカー」は、6本の脚で地面を踏みしめながらゆっくりと進む。周囲には小型の侵略生物が群れを成し、まるで護衛するかのようだった。
「対大型兵器を準備しろ!火力を集中しろ!」
カイトが叫ぶが、敵の巨体はまるでその声を嘲笑うかのようにゆっくりと前進してくる。
戦場の混乱
EDFの兵士たちは次々と武器を発射する。ロケットランチャー、ガトリング砲、レーザーキャノン……すべての火力がガイア・ウォーカーに集中する。だが、その外殻はまるで鋼鉄の要塞のようで、ほとんどダメージを受けていない。
「全然効いてない!どうするんだ、隊長!」
タカシの声が震える。彼のアサルトライフルの弾丸は、巨体にかすり傷一つつけられなかった。
「落ち着け!弱点を探せ!」
カイトが叫びながら周囲を見渡す。その時、ナナミの声が無線から響いた。
「隊長!敵の腹部に動力源らしき発光体を発見!そこを狙えば……!」
カイトはすぐさま命令を出した。
「よし、全員、奴の腹部を狙え!ナナミ、空中から援護してくれ!」
犠牲と突破
戦闘は激化する。EDFの兵士たちは体力の限界を超えながらも、敵の動力源を狙い続けた。しかし、ガイア・ウォーカーは無数の触手を伸ばして兵士たちを次々と薙ぎ倒していく。
「後退は許さない!ここで奴を止めるんだ!」
カイトが叫ぶ中、レンがロケットランチャーを担ぎ上げた。
「カイト、俺が突っ込む!お前らはその間に攻撃を集中しろ!」
「レン、待て!それは自殺行為だ!」
「誰かがやらなきゃいけないだろ。お前にはまだやることがある。」
レンは笑顔を見せると、ロケットランチャーを構え、敵の脚の隙間に飛び込んだ。その瞬間、ガイア・ウォーカーの動きが鈍る。
「今だ!撃て!」
カイトの叫びとともに、部隊全員が一斉に動力源を狙撃した。炸裂する弾薬の雨が敵を貫き、ついにガイア・ウォーカーが崩れ落ちた。
戦場の静寂
敵が倒れると同時に、戦場には静寂が訪れた。しかし、それは安堵の静けさではなかった。地面には倒れた仲間たちの姿があり、彼らの犠牲が戦いの苛烈さを物語っていた。
タカシは膝をつき、地面を見つめたまま動けなかった。
「これが……戦争なのか……?」
カイトはレンのロケットランチャーが残された場所を見つめ、拳を握りしめた。
「奴らは、また来る。俺たちは、戦い続けるしかない……。」
次なる戦いへ
司令部から新たな指令が入る。
「第12部隊、敵の本隊がさらに南で進行中。直ちに移動せよ。」
カイトはヘルメットをかぶり直し、部隊を見渡した。
「全員、生き残ったことを誇れ。そして次も、地球を守るために戦うぞ!」
タカシも立ち上がり、銃を握り直した。
「俺たちは……守るんだ……!」
彼らは疲れた身体を引きずりながら、新たな戦場へと向かった。EDFの戦いは終わらない。そして彼らの命が尽きるその日まで、地球防衛の戦士として戦い続ける。
(続く……)