リネットジャパングループについて

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リネットジャパングループについて

リネットジャパングループ株式会社は、愛知県名古屋市中村区に本社を構える、インターネットを活用したリユース・リサイクル事業を中心に展開する企業です。​2000年7月27日に設立され、現在は東証グロース市場および名証メイン市場に上場しています(証券コード: 3556) 。​リネットジャパングループ

企業理念とビジョン

同社は「ビジネスを通じて“偉大な作品”を創る」という経営理念を掲げています。​これは、収益を上げる本業の中に社会貢献の仕組みを組み込み、持続可能な事業モデルを目指すものです 。​この理念のもと、社会課題の解決に向けたビジネスを展開しています。​

事業内容

リネットジャパングループは、多岐にわたる事業を展開しています。

  • リユース事業:​ネット中古書店「ネットオフ」の運営を行い、本、ゲームソフト、ホビー、ブランド品、スマートフォンなどのネット買取サービスを提供しています。​宅配買取を主軸とし、実店舗を持たない運営形態が特徴です。​会員数は350万人を超え、国内有数の規模を誇ります。​
  • 小型家電リサイクル事業:​小型家電リサイクル法の認定事業者として、パソコンや小型家電の回収・リサイクルを行っています。​全国の自治体と提携し、宅配便を活用した回収サービスを提供しています。​また、リサイクルを通じて知的障がいのある方の雇用創出にも取り組んでいます。​
  • ソーシャルケア事業:​障がい者の就労継続支援B型事業所やグループホームを運営し、やりがいのある仕事と安心して暮らせる環境を提供しています。​
  • 海外HR事業:​外国人材の教育および送出し事業を展開し、日本の労働力不足の解決と海外の技術向上を図っています。​

グループ会社

リネットジャパングループは、以下の主要な子会社を有しています。

  • ネットオフ株式会社:​宅配買取のパイオニアとして、「本、ゲームソフト、ホビー、ブランド品、家電等」の買取とECサイトでの販売を行っています。​
  • リネットジャパンリサイクル株式会社:​小型家電リサイクル法の下、環境省・経済産業省両大臣の認定を取得し、全国の市町村と提携して宅配便を活用した回収・リサイクルを推進しています。​

沿革

リネットジャパングループは、2000年の設立以来、以下のような主要な出来事を経て成長を遂げてきました。​

  • 2011年10月:​ネットオフ初のテレビCMを開始し、カリスマ主婦の三浦りさ子さんを起用しました。​
  • 2012年2月:​1年間で最も多く中古本をオンラインで販売した数がギネス世界記録に認定されました。​
  • 2013年3月:​子会社「リネットジャパン株式会社」を設立しました。​
  • 2014年1月:​リネットジャパンが環境省・経済産業省より初の全国エリア対象となる小型家電リサイクル法の認定を取得しました。​
  • 2016年12月:​東京証券取引所に株式を上場しました。​

業績と財務状況

2022年9月期の連結決算では、売上高85億87百万円、純利益5億00百万円を計上しています。​また、2025年2月14日に発表された2025年9月期第1四半期決算では、営業収益が前年同期比7.6%減の26.52億円となりましたが、利益面では大幅な改善が見られました。​リユース・リサイクル事業の好調とソーシャルケア事業の黒字化が寄与し、営業利益2,800万円、経常利益1.3億円、親会社株主に帰属する四半期純利益2,600万円を計上しています。​

今後の展望

リネットジャパングループは、ビジネスの力で社会課題を解決することを使命とし、国内外での事業展開を進めています。​特に、海外HR事業では、カンボジアにおける人材の送出し事業を目的として、現地法人を設立し、日本の労働力不足の解決とカンボジアの技術レベル向上を図っています。​また、リユース・リサイクル事業においては、さらなるサービスの拡充と効率化を目指し、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。


リネットジャパングループについて その2

リネットジャパングループ株式会社は、インターネットを活用したリユース・リサイクル事業を中心に、多角的なビジネスを展開しています。​前回の記事では、同社の基本情報や主要な事業内容についてご紹介しました。​今回は、同社の最新の取り組みや活動について、さらに詳しく掘り下げていきます。​

最新の取り組みと活動

  1. GIGAスクールパソコンの再利用プロジェクト 2024年11月、リネットジャパンは大阪市からの委託を受け、使用済みのGIGAスクールパソコンをSTEAM教育教材として再利用するプロジェクトを開始しました。この取り組みは、授業で使用されたパソコンを小学生の探究学習に活用するもので、資源の有効活用と教育の質の向上を同時に目指しています。
  2. 大阪マラソンとの連携:「#めっちゃええやんメダルプロジェクト」 2024年10月、リネットジャパンは大阪マラソン組織委員会と連携し、不用なパソコンのリサイクルを通じてマラソンのメダルを製作する「#めっちゃええやんメダルプロジェクト」を開始しました。このプロジェクトは、リサイクル活動を通じてスポーツイベントを支援する新しい形の社会貢献として注目されています。
  3. 自治体との連携拡大 リネットジャパンは、全国の自治体と連携し、パソコンの宅配便リサイクルサービスを提供しています。2024年7月には長野県岡谷市と連携協定を締結し、同サービスを提供する自治体数は707に達しました。この取り組みは、地域社会との協働によるリサイクル活動の促進に寄与しています。
  4. ベルマーク運動への参加 2024年4月、リネットジャパンはベルマーク教育助成財団の協賛会社として新規加盟し、不用なパソコン1台のリサイクルがベルマーク50点分となる活動を開始しました。これにより、学校教育への支援とリサイクル活動の推進を同時に実現しています。
  5. スペシャルオリンピックス日本からの感謝状受領 2025年2月、リネットジャパングループは公益財団法人スペシャルオリンピックス日本より、プレミアスポンサーとしての支援に対する感謝状を受領しました。同社はリサイクル回収を通じた寄付プログラムを展開し、知的障がいのあるアスリートの支援を行っています。

業績と財務状況

2025年2月14日に発表された2025年9月期第1四半期決算では、営業収益が前年同期比7.6%減の26.52億円となりましたが、利益面では大幅な改善が見られました。​リユース・リサイクル事業の好調とソーシャルケア事業の黒字化が寄与し、営業利益2,800万円、経常利益1.3億円、親会社株主に帰属する四半期純利益2,600万円を計上しています。 ​

今後の展望

リネットジャパングループは、ビジネスの力で社会課題を解決することを使命とし、国内外での事業展開を進めています。​特に、海外HR事業では、カンボジアにおける人材の送出し事業を目的として、現地法人を設立し、日本の労働力不足の解決とカンボジアの技術レベル向上を図っています。​また、リユース・リサイクル事業においては、さらなるサービスの拡充と効率化を目指し、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。​

以上が、リネットジャパングループ株式会社の最新の取り組みと活動についてのご紹介です。​同社は、収益性と社会性を両立させた事業モデルを追求し、今後も多様な分野での社会課題解決に向けた取り組みを続けていくことでしょう。

作成者: 新子 武史

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